NEROLILA Botanicaは、ブランドスタート時から廃棄されるはずの搾汁後の果皮を活用したり、耕されることなく放棄された畑を有効化するなど、新たな産業を生み出す“再生”を理念に掲げ、プロダクトを使うことが社会貢献になるブランドを目指しています。

日本の農業支援と地域活性に貢献したいという想いから、日本の豊かな大地で育った植物を採用しており、その一つが淡路島・廣田農園の無農薬のカレンデュラです。

カレンデュラ農園

その出会いは2019年の春。
早坂香須子が淡路島に移住をした友人を訪ねた際、縁が繋がり近くの廣田農園で花摘みを体験したことに始まります。
虫がつきやすいカレンデュラは無農薬で育てることが難しく、また、その多くが仏花として出荷されるため、日本で無農薬栽培に取り組む農家はほんの数軒。
50年以上の歴史を持つ廣田農園では、8年前に無農薬栽培に切り替え、経験豊かな廣田久美さんが手間暇を惜しまず愛情たっぷりに育てています。
この出会いを機に、NEROLILA Botanicaではアースマスクやレスキュービューティーセラムなどに使用しているカレンデュラを廣田農園のものへと切り替えています。

その後、廣田農園へ脚を運ぶ中で知ったのが、深刻な在庫問題。一輪の花を楽しむハーブティーなどは見栄えの良いものが望まれるため、小ぶりなものやカレンデュラ特有のオレンジ色が薄かったりするものなどはB品、C品と振り分けられ、そのほとんどが売ることができずに在庫として抱えてしまっていたのです。

カレンデュラの花

食用のものとは異なり、NEROLILA Botanicaではカレンデュラの有効成分、そして無農薬栽培ならではの安全性に重きをおいているため、見栄えの良し悪しは不問。何か有効活用できる術はないかと考え、カレンデュラの薬効にフォーカスした２つのプロダクトが誕生しました。

カレンデュラの花びら

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製品開発には早坂香須子のオンラインサロン「LIFE IS A FLOWER」のメンバーが参画。実際に廣田農園、ファクトリーを訪ね、アイテム選考に始まりテクスチャーや香り、パッケージに至るまで何度も意見を交わし、「わたしたちが本当に欲しいもの」を実現しています。無農薬栽培で育てられたカレンデュラのやさしさを、肌と心でご体感ください。

早坂香須子’s Comment

カレンデュラは古来から皮膚や粘膜の損傷や炎症対策に用いられてきた歴史を持つ、薬効性の高いハーブです。今回の商品化にあたっては、私が主宰するオンラインサロン「LIFE IS A FLOWER」のメンバーと何度も意見を重ねることで、より多くの方が使いやすいテクスチャーやパッケージにこだわりました。
当初は香りを大事にするNEROLILA Botanicaらしく、精油を配合したものを予定していましたが、時間と共に変化する香りや安定性のバランスを考え試作を重ねた結果、「無農薬で育てられたカレンデュラ本来のやさしさをより多くの人に触れてほしい」という想いから無香料で仕上げたのも、こだわりのひとつです。
敏感肌の方にも安心なやさしい使い心地で、毎日の保湿ケアはもちろん、肌トラブルに備えた家庭の常備薬として是非ご活用ください。

カレンデュラとは

春から夏にかけて、鮮やかなオレンジ色の花を咲かせるキク科のハーブ。その花びらのオレンジ色には、カロテノイドやフラボノイドなどが含まれています。
刺激や乾燥から肌を守る効果がとても高いことで知られ、肌荒れ予防や吹き出物、日焼け後のケアなど、肌トラブルをやさしくケアする力に優れています。
数あるハーブの中でも肌への刺激も少ないとされ、オイルは会陰マッサージや敏感肌の方の日々のスキンケア、妊婦さんの妊娠線予防や乳頭マッサージ、乳幼児のおむつ荒れや湿疹のケアにも使用されています。
※キク科アレルギーの方はご注意ください

太陽をたっぷり浴びたカレンデュラの花びらを一つひとつ丁寧に手摘みした後、じっくりと乾燥させます。
その後花びらのみを1枚ずつ芯から取り、ホホバオイルに漬け込んでインフューズドオイルに。
カレンデュラ本来のパワーを感じていただきたいため、さらにカレンデュラエキスも配合。
シンプルな成分で家族みんなで使える安心の処方なので、毎日の保湿ケアはもちろん、肌トラブルに備えた家庭の常備薬としてご活用ください。