NEROLILA Botanicaは、ブランドスタート時から廃棄されるはずの搾汁後の果皮を活用したり、耕されることなく放棄された畑を有効化するなど、新たな産業を生み出す“再生”を理念に掲げ、プロダクトを使うことが社会貢献になるブランドを目指しています。
肌や心はもちろん、私たちを取り囲む環境までをも心地よくするプロダクトを生み出すため、実際に生産地に訪れて生産者と顔を合わし、“いい循環を生み出せる”と感じた素材のみを厳選して採用。その一つが、宮古島の北に位置する池間島で作られたタマヌオイルです。
沖縄では防風林として活用されることも多いタマヌは、たくさんの実をつけることから、豊穣のシンボルとされてきました。
しかし近年では、落下した実の掃除が大変だと厄介もの扱いされることも。この在来資源を有効活用し、島民に還元する産業にしたいと活動する「ヤラブの木」と出会い、その理念と高品質のオイルに魅せられ、NEROLILA Botanicaでは当初仕入れていたマダガスカル産のタマヌから、池間島産のものへと切り替えています。
春と秋に自然落下した実だけを集め、農作業に出られなくなった島の高齢者などが手仕事でタマヌの固い殻を割り、「ヤラブの木」が買い取ります。割った種の中身は、数ヶ月間、太陽と風の力を借りてゆっくり乾燥。それを少しずつコールドプレス製法でオイルを抽出しています。
島の自然と人々の丁寧な仕事から生まれたタマヌオイルは、香り高く、自然の恵みそのもの。
フレッシュな100%タマヌオイルの魅力を、是非ご体感ください。
光沢のある緑の葉を持ち、白い花が咲く、成長すると30mにもなる大木タマヌの木の実から、冷温圧搾法によって抽出されたオイル。美容効果の高いオレイン酸、リノール酸を豊富に含み、「奇跡の万能オイル」とも呼ばれることも。
神経痛治療薬、抗菌剤、抗生物質、および抗酸化剤としての特性もあり、局所治癒薬としても注目されています。
完熟して自然落下した種子を収穫して、一粒ひとつぶを手作業でチェックして、虫食いや変色などのあるものは取り除いて厳選したもののみを使用しています。
製造の工程では一切熱を加えず、太陽と風による自然乾燥でゆっくりと水分を抜き、非加熱圧搾の搾油機でじっくりとオイルを抽出しています。
抽出したオイルは、ろ紙で2回、仕上げに活性炭フィルターでろ過して出来上がりです。常に新鮮なオイルをお届けできるよう、大量生産を行わず、少しずつ丁寧に搾っているため、1日2~3Lの抽出量ほど。手間暇をかけたタマヌオイルは、黄金色に輝き、香ばしいナッツのような香りがします。
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