セラピストコラム 2012.04 ナチュラルなUVケア




桜満開の東京はまだまだ肌寒い気温でしたが、そろそろ紫外線が気になる季節。
紫外線対策は一年を通して気になりますが、紫外線吸収剤などを含んだ化粧品を肌にのせることで肌へ負担を気にしたり、日焼け止め独特の使用感が苦手といった理由で、紫外線が強くなる春から夏だけ使用するようにしているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
1980年半ばに「オゾン層の破壊」が発見されてから、その要因である物質「フロン」の生産規制が始まっていますが、地上で排出された「フロン」は20~30年かけてオゾン層に到達、そこで、強烈な紫外線を浴びて「フロン」は破壊される際にその成分である塩素分子が放出され、オゾン層を破壊するといわれています。
特に春に南極域で発生し、オーストラリアやニュージーランドの南部まで広がることがあり、この地域では、帽子がないと強烈に肌荒れがおきる紫外線が増大するそうです。
そして、日本でもオゾンの層の減少傾向が報告されています。


紫外線から肌を守り健康の為にも、日頃からの紫外線防止対策をしっかりとしておきたいですね。
最近では「ナチュラル」や「オーガニック」の日焼け止めも増えてきました。
毎日使用するものだからこそ、安心、安全なものを使用したいという方も多いのではないでしょうか。

◆ママバターUVケアクリーム SPF25
今回発売された、ママバターUVケアクリームは
レジャーからちょっとしたお出かけまで使用できる安心な日焼け止め。
抜群の保湿力でべたつかず、白浮きしないので、ご家族みんなで使用していただけます。
<シアバター 5%配合>
日焼けによる乾燥やダメージをケアし、美しい肌
を保つのに最適なシアバターの配合率にこだわ
りました。
シアの実には、ビタミン成分A・B・C・D・E・F・Kが
豊富に含まれているため、保湿効果やお肌を保
護する力があるといわれています。
また、オレイン酸、ステアリン酸、リノール酸など
の美容成分が多く含まれているため、お肌を乾燥
から守りなめらかに保ちます。
アフリカの大地の恵み シアバターは、
アフリカではスキンケアの他、UVケア、料理用、
切り傷や火傷の治療と、万能な使い方をされ、
アフリカの女性はこのシアバターを塗ってお肌を
守ってきました。
そんな素晴らしい植物のパワーをもつシアバター
の恵みをぜひ。
◆サンケアローション
紫外線防止対策が徹底されているオーストラリアのUVケアアイテム。
紫外線を吸収する植物エキスを肌に与え、日焼けを予防する植物性の日焼け止め。
一般的な日焼け止めとはまったく異なり、そのメカニズムは角質層に浸透した植物成分が、紫外線がメラノサイトに届く前に吸収、排泄するというもの。
紫外線から肌を守るだけではなくローションの独特な黄色いカラーの正体はお肌の健康維持には欠かせないベータカロテン、ビタミンA。あらゆる肌タイプに有効。
シアバター・三色スミレ・カレンドラ・ヘリクサム・カロット油配合でスキンケアもしてくれます。

<三色スミレ>
抗酸化物質として有名なフラボノイドが豊富。
UVA波の高い吸収剤。
<カレンドラ>和名 トウキンセイカ
痛んだ肌に効果的。UVB波によって生じるフリーラジカルに対しての防御効果あり。
<ヘリクサム>別名 イモーテル。
フラボノイドが豊富に含まれています。
ベータカロチンと共に働き、抗酸化物質及びUVB波のフィルターとして働きます。
<カロット油>
抗酸化作用、カロチノイドが豊富、ビタミンAを守って強化してくれます。

せっかくなので、カラダの内側からも紫外線対策に効果的な食生活を。
日焼けをしてしまうことで活性酸素が増加を抑制して、酸化を防ぐことが効果的です。
◇ビタミンC→いちご、ブロッコリー、カリフラワーなどに含まれ、肌の再生の活力に
◇βカロチン→小松菜、ほうれん草、春菊などに含まれ活性酸素抑制
◇ビタミンE→アーモンド、かぼちゃ、モロヘイヤなどに含まれ抗酸化パワーが強力
紫外線を浴びてしまった影響を少しでも小さくしようという食材ですが、
紫外線対策だけでなく、日頃の健康と美容のためにもバランスよく摂り入れたいですね。


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