第6回 海があるから私がある プロサーファー/モデル アンジェラ・磨紀・バーノンさん

第6回 海があるから私がある。
眠っていた本当の自分を呼び起こしてくれたハワイ

18歳で、誰も知り合いのいないハワイに移住してからは、学校が終わるとすぐに海へいき、日が暮れるまでサーフィンをしていました。ホームシックの心を癒してくれたのがサーフィンでした。

でも実はハワイを選んだ理由は、サーフィンではなくて。
サーフィンとの出会いは意外に遅く16歳の時。衝撃的な出会いでもなく、気持ちがいいなぁと思ったくらいでした。
それがハワイに移住してから、サーフィンが持つ他のスポーツにはない部分に気づいて・・・自然と一体になってこそ良い波に乗れる・・・そこにすごい魅力を感じて、もっとしたい!もっとしたい!
もっとうまくなりたい!と思い始めました。

高校生の時にお世話になったサーフショップの方が、「マキはハワイに行って本当に良かった。きっとハワイに呼ばれて行ったのだろうね」と言ってくれた事があったのです。自分も本当に、ハワイに来て良かったな〜といつも思います。ハワイに来たからこそ沢山の事に気が付く事が出来て、今の自分になれたのです。
もちろん、ハワイ以外にも今の自分があるのは、大事な家族のお陰です。自分の育った環境が今の自分を作っているので、障がいを持っていた兄がいたからこそ、障がいを持っている人にも普通に接する事ができる自分になれました。兄から、そして家族から色々な事を学ばせてもらいました。

ハワイは、眠っていた本当の自分を呼び起こしてくれて、私の心に沢山の愛を注ぎ込んでくれました。
ハワイの自然にはエネルギーが溢れていて、海でサンセットを眺めるだけでも優しい気持ちになれます。そうしてそのハワイから受けるエネルギーを、周りの人にシェアーしてあげたいという気持ちがハワイにいると自然と生まれてくるんです。


私がひとりの人間として、プロサーファーとしてするべきことはこれだ!

兄は、6歳の時にくも膜下出血で倒れて右半身不随になりました。でも障がいをもっていても毎日強く生きていて、いろんなことに興味を持ち、常にチャレンジしています。
けれど学校では、何かあったときに責任がとれないから・・・と言われたりして、本人の意思とは全く違う方向に社会が動いているように見えました。学校からNOと言われる度にお母さんは「責任は自分が持ちますので、一般の子が参加するものには全て参加させてください。」と戦っていましたね。

そんなお母さんの姿を見て、シンプルにかっこいいと思ったし、やりたいっていう気持ちがあるのに、それをやらせてくれない社会は、すごく狭い社会だなと思ったんですよね。
そんな環境があったから、健常者も障がい者も同じレベルで同じことができる社会がいいなという気持ちが自然と芽生えて、大人になるにつれ、自分もそのお手伝いができればいいなと思うようになったのです。

「Ocean’s Love」を始めるきっかけとなったのは、「Surfers Healing」という自閉症の子供達にサーフィンを体験してもらう活動に、ハワイでボランティアとして参加したことでした。 そこで、一本の波に乗ると一瞬で笑顔に変わる子供たちを見て、私がひとりの人間として、プロサーファーとしてするべきことはこれだ!と気が付いたんですよね。 私も海があるからこそ性格も変わったし、いろんなものに気づくことができて、ライフスタイルも変わった。



だからサーフィンはひとつの方法であって、海で遊んでいる中で海のエネルギーを感じてもらえたら、何か刺激になって、心がオープンになったり、子供たちにいい影響が与えられるんではないかと思っています。


お兄ちゃんは、人生においてとっても大切なことを教えてくれたかけがえのない存在。
けれど子供のころは、それに気付けず、いつも家族がお兄ちゃんを一番に考えることをさみしく思ったり、親の愛情が欲しくて欲しくてたまらなくなることもありました。
だから「Ocean’s Love」は兄弟も一緒の参加なんです。障がいをもっていない子供たちにも、ボランティアのお兄さんやお姉さんたちから100%の愛情が注がれるようにしています。



「なんだ、ぜんぜん私たちと変わらないんだ」という思いをもってもらえたら

子供たちに少しでも笑顔になってもらえたら、という目的でスタートした「Ocean’s Love」も、開催を重ねていくと、もっと大きな視野で見られるようになって、障がいを持っている人に接する機会がない人たちに参加してもらうことの大切さにも気づきました。接してみて「なんだ、ぜんぜん私たちと変わらないんだ」という思いをもってもらうことで、どんどん平等な社会になっていくのではないかと思うようになったのです。Ocean’s Loveに参加した事で今後、障がいを持っている方々と接する時に躊躇なく、さっとヘルプの手をさしのべるようになっていただけたらと思います。



スポンサー企業の方々にも、ボランティアとして参加してもらえるようなシステムにしました。始めることが大事だけど、それを継続していくことも大事。社員の方にも積極的に参加していただければ、「Ocean’s Love」の本当の心も伝わりやすいですし、なにかしらの気づきがあって、お仕事にとってもプラスになると思っています。
障がい児の親御さんはよく、どうしても表に連れて行きにくいと言われるんですね。
例えば、スポンサー企業さんが運営するお店に、障がいを持っている方がお客様として来た時。そこにたまたまボランティアとして参加した方が居合わせたなら、「こういう風に接すればいいんだ」という風にOcean’s Loveでの経験が為になり、お互いに気持ちの良いサービスができたり、受けられたりするのかなと思います。


体力的な面もあるので、今だとボランティアは20代〜40代が中心になっていますが、もう少し上の50代の方たちや、それから子供たちにももっと参加してもらいたいですね。
理想は、健常者の子供たちと障がいを持った子供たち、みんな一緒にサーフィンスクールができればいいなと。やっぱり幼い頃から障がいを持っている子供たちと普通に接していると、偏見なく大人になっても接することができるので。

実際、愛知県の伊良湖(イラゴ)では、「Ocean’s Love」が終わった後、ローカルの方々が、障がいを持っている子供も健常者も、みんな一緒のキッズサーフィンスクールを開催してくれていて、まさにそれが私たちのイメージしている形なのです。


ボックスの外も見てみようという時代。

私はサーフィンとヨガをする中で、自然への感謝、愛、尊敬の気持ちが生まれて、自然とエコなライフスタイルになっていきました。
肌につけるものもできるだけナチュラルなものを、自分にも自然にも優しいものを選ぶようにしています。ハワイは日差しが強いので、ママバターUVケアクリームは、毎朝の保湿として使っているんですよ。


ナチュラルなものは、きっとおばあちゃんやもっと前の世代の人は普通に使っていたもの。その後、ケミカルなものが普通になってきたお母さんの時代があって、私たちの時代に。今は決められた枠「ボックス」の中だけで物事を考えるのではなく、その外も見てみようというオープンマインドになってきている時代だから、今まで使ったことはなくても、シンプルで身体にいいなら使ってみよう、という風になってきたのかな、と思いますね。
ボランティアに参加したことはないけれど、興味があるから参加してみようっていう動きも同じだと思います。

もちろん外側も大事だけれども、私は自分が口にするもので自分の体が作られているというコンセプトをヨガから学んでからは、ジュースやソーダではなくお水をとるようにしたり、食べ物はフローズン、加工食品は出来るだけ摂取せずにハワイで採れた新鮮なものを口にするようにしています。

野菜とフルーツが中心の理由は、一日中動いているからこそ常に体を軽くさせておきたいのです。実際にお肉をたべるとやっぱり身体が重くなるので、自分の生活スタイルにあった、自分の体が常に健康でハッピーで居られる様に食事は考えています。
ただ、おやつは大好きで・・・
砂糖が私のウィークポイントです・・・(笑)



1日をめいっぱい楽しく過ごしたい

私の普段の1日は、すごくシンプルで、プラスとってもわんぱく(笑)。
朝は6時くらいに起きて、バナナ1本かリンゴ1個、それか野菜ジュースを作って摂って。
それからサーフィンに出かけ、2〜3時間くらいしてお昼前に上がってきたら軽くランチ。アサイーボールとかサンドイッチなど軽いものを食べます。



午後は、波がよければサーフィン。そうでもなければハイキングや貝拾い、またはヨガをしたりして、夕方にはできればサンセットを見ながら心を落ち着かせます。
そして夜ごはんを食べて、9時半には眠ります。

ハワイにいると、外にいないともったいないと思うのもあって、1日中出かけていることが多いです。
例えば二度寝したりして朝9時頃に起きてしまった日はショックで。。1日を損したと思ってしまうんですよ(笑)。
目が覚めた時、今日も生きられることに感謝すると同時に、1日をめいっぱい楽しく過ごしたいと思うんです。
それに気づかせてくれたのは、お兄ちゃん。あるクリスマスに、プレゼントに何がほしいかお兄ちゃんに聞いたら、「なにもいらない。朝、自分が起きられて、目がパって開いたときに、今日も1日生きられるということがギフト。だからなにもいらない。」って言ったのです。
私は五体満足で、さらに好きな仕事につけて、好きな場所に住めて・・・私も何もいらない。と思いました。

私の中では、仕事も「Ocean’s Love」も、サーフィンもヨガのワークショップも、カタチは違うけれど全部同じ。
「少しでも皆さんに、笑顔にハッピーになってもらいたい!」という趣旨、心は同じなんですよね。

私の好きなフレーズが、
「Do everything with LOVE」〜全てのことに対して愛をもってする〜
「Go with the flow」〜流れにそっていく〜
このふたつをもっていれば、そのままいいところに辿り着くんじゃないかと思っています。

今をハッピーに、今日一日を精一杯、一生懸命に生きたいと思って過ごしています。それが明日につながって、1年後、3年後につながって、夢につながっていくと思うので。
「Ocean’s Love」を日本全国で開催すること、いつか子供たちを美しいハワイの海へ連れてくること。そしてハワイに老人ホームを作ること。そんな夢も、きっと共感してもらえる人がいれば、すぐに実現するのかなと思っています。


アンジェラ・磨紀・バーノンさん プロサーファー/モデル

日本人の母とアメリカ人の父の間に生まれ、18歳まで日本で育ち、その後ハワイに移住。
サーフィン雑誌やテレビ番組でモデルやパーソナリティ等幅広く活動し、ハワイではプロサーファー・カリスマロコサーファーとして大人気に。
また彼女自身が主催しているボランティアサーフィンスクール「Ocean's Love」は、障がいを持つ子ども達に海やサーフィンの楽しさを伝えたいという彼女の想いから始まり、今年で8年目をむかえる。今後は毎年開催している茅ヶ崎海岸だけではなく、全国での開催を展開予定。
サーファーの傍ら、ヨガのスペシャリストでもある彼女は、ハワイアンヨガDVD「Hawaiian Life Style with Yoga」をリリースするなど、 健康的なヨガライフを実践し、日本でもさまざまなイベントに出演。

公式ブログ http://ameblo.jp/angelamaki/
公式facebook https://www.facebook.com/angelamakivernon





Ocean's Love × MAMA BUTTER

自然を通じて、障がいを持つこどもたちと地域社会がより理解を深められる交流の場を創造している活動に感銘を受け、MAMA BUTTER は、2012 年度から「Ocean's Love」に協賛しています。

<ボランティア参加について>
サーフィン経験のない方も、ボランティアとしてご参加いただけます。ご興味がある方は、公式ページよりご登録をお願いいたします。

Ocean's Love公式サイト http://www.wingup-pt.com/oceanslove/
ボランティアレポート http://www.bxe.co.jp/mamabutter/contribution.html





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